#navi(雑記2009)
北九は空気が悪くて臭い。
墓参の通りがかり。暑かった。
さっと行ってさっと帰るつもりだったのだが、遠い遠い親戚のおばさまに見つかり、
「帰りに寄って、待ってるから」との言。
仕方なく、挨拶だけでもと尋ねて行ったら、他のおじさまおばさま方集まってたよ・・・。
「今年は来られんのかねぇ、とみんなで話してた」って。
「来たときは寄って頂戴」とも・・・と云われてもなぁ、どのおじさまおばさまが、どういう系譜関係なのか、私ゃイマイチ把握できていないし、顔もうる覚え。
言ってしまえば、集落中親戚だらけだし、いずれももうかなりの遠縁なのだ。
皆様方は、私が爺さんそっくりだとかですぐ解るらしい・・・・。
爺様の義弟の娘にあたるおばさま宅を、これ迄の立ち寄り先にしていたのだが、
入院療養中にて、いきおい足は遠のき、縁は薄くなる。
「墓のことはみんなで守するから心配せんでいい」確かにそうらしい。
「ただ玄室の石扉だけは本家の者しか開けられんから・・・」そうでしたか・・・。
「戦時中は、供出逃れるため、村中の刀なんかを玄室に隠してもろうとったんよ・・・」だって。
玄室には骨しかないから、持ち出すような物好きも居るまいと、門扉に鍵など掛けていないのだが、昔はキッチリ施錠していたらしい。
で、てっきり、誰でも墓参や掃除の時好きに開けているものとばかり思っていた。
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