#navi(雑記2010)
-[[「雪華の乱」岡田誠三(中央公論社):http://k-pj.com/ob/ddata/detail.cgi?df=Rother&dp=4-b4622-&db=001175-b&dn=Tqz]]
--p76
江戸時代の農書には、貢祖を徴収する地方役人の立場から農民を戒める地方(じかた)書の類でなければ、慣習的な農事暦に陰陽道などの俗信を加味した農業呪術的な域をぬけきらないものが多い中で、水準をぬく実証性のあるものとして、貝原益軒の指導を得て元禄十年(1697)に世に出た宮崎安貞の「農業全書」と永常の著書とがあげられるだろう。

永常というのは大蔵永常、日田出身。
著述「除蝗録」「農具便利論」「農家益」「櫨植法並蝋製法」「日用助食竈の賑い」「勧善夜話」民家文章早引大成」他

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